「歩きスマホするな!」
世間のルールに従うことは当然ですが、ちょっとした間違いも許せない人がいます。
著名人であれば、ネット上で炎上させられます。
人は誰しもちょっとした間違いはあります、マナーも完璧ではありません、気付かないことだってあります。
それを叱る人には、こんな心理があります。
「間違っている人」を叱ることで、世間一般の人たちの中に自分を置きたい。
一見、相手を正して正しい世界を作ろうとしているようですが、やがて怒りや嫉妬の感情が抑えられなくなります。
「不謹慎だ!」「売名行為だ!」「対応が遅い!」・・・。
子どもの頃の家庭環境が影響している場合があります。
子どもは親と同じ価値観を持とうとします。
もし、マナー違反を見つけたら「あんなことしちゃダメだね。」と指摘します。
そして、親の価値観の中に自分を置くようになります。
やがて大人になると、世間一般の価値観の中に自分を置くようになります。
ひたすら正しいことを主張する人は、ありとあらゆるものに怒りが湧いてきます。
自分の個性や能力すら世間一般の価値観の中に置こうとします。
度が過ぎると、一般の人の感覚と乖離(かいり)し、攻撃に変わります。
これは、誰もが持っている心理ですが、自分自身を不自由にしていませんか?
「間違っている人」に怒りが生じた場合、世間一般の価値観の中に自分を置こうとするための感情ではありませんか?
正しさを主張するためだけに、無駄なエネルギーを浪費しないでください。
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