他人の悪口を言う人


顔を合わすたびに他人の悪口を言う人、その心理を知ってみたくありませんか? 

他人の価値を下げてでも、自分が優位に立とうとする行為です。

その心理は、いじめ、差別、ハラスメントと似ています。 


人は誰も「劣等感」を持っています。 

その「劣等感」により、人は言葉を覚え、両足で立って歩き、勉強や仕事などで向上しようとします。 

その向上心は「優越性の追求」といい、自分自身を成長させていきます。 


しかしながら、その「優越性の追求」を間違って使ってしまう場合があります。 

自らの「劣等感」を克服できない場合は、別の手段をとるようになります。 

他人より優れようとすること、他人を蹴落としてまで上に行こうとします。 


例えば、職場で理不尽な叱り方をする上司はいませんか? 

有能な上司であれば、そのような行動はとりません。

強い「劣等感」を抱えているため、部下の前ではつま先立ちをしているかのごとく負けないように必死です。

部下の立場を下げてでも自分が優位に立ちたいという自分本位の「優越性の追求」です。


他人の悪口を言う人は、周囲の人を蹴落としてでも自分が優位に立ちたい人です。 

自分自身がそうなっていませんか?


(補足)

この心理は程度の差こそありますが、誰でも持っています。

自分自身が「優越性の追求」の使い方を誤らないように気を付けてみてください。

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