人は自分が受け入れていることには特別な感情を抱きません。
つまり、想定内の問題かそうでないかです。
例えば、
①3,000円で買った宝くじが全く当たらなかった。
②3,000円落として無くしてしまった。
いかがでしょう?
宝くじが当たらないのは想定内で、当たればラッキーですよね。
落として無くしてしまった場合は、想定外の問題としてショックは大きくなります。
同じ損失でも想定内か想定外かだけで、感情は異なってきます。
人間関係でも、嫌がらせ、攻撃、支配、失恋なども同じです。
不治の病になろうが、失業しようが、親友に裏切られようが、人それぞれ想定内か想定外かの基準の違いによって、感情は異なります。
心理カウンセリングでは、相談者自身のその基準を見極めます。
人は自分自身でその基準に気付くことは容易ではありません。
その原因は潜在意識、つまり無意識の領域の中にあるからです。
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